その名は杏奈

女性歌手・タレント 杏奈(あんな)のホームページです。

歌や舞台に活躍している、タレント 杏奈の活動をご紹介しています。

06日

シェルブールの雨傘と紙の月

レンタルDVD屋さんが

駅前に移転したので、とっても便利。

開店してすぐの真昼間、借りに行きました。

「シェルブールの雨傘」と

「紙の月」にしました。

ウキウキでセルフレジへ。

レジのすぐ横に50後半位の男性が、

DVDを綺麗にする機械で、

次から次へとDVDをクリーニングしていました。

ざっと見、20枚位カゴに積み入れていたので、これは先にお会計させてもらおうかなぁ…と思って

「お先に使わせて頂いていいですか?」とお伺いしました。

でも、無視。

一心不乱にクリーニングを続けているので、変なのー?と思って

カゴの中身に目を落としてみて愕然。

ぜーんぶ大人のあれで。

ドン引きです、私。

結局、許可は得ず、お先にお会計させて貰いました。

家に辿り着くまで、何であれだけの数の大人のあれを、

あんなに全部綺麗にしてるんだか不思議で。

昼間だし、レジの真横で目立つのに。

も、もしかして

自分の前に借りた人の痕跡を、全て拭き取りたいのかなぁ?

ちょっと可笑しくなっちゃいました。

脇目もふらず、あの人はかなりの手練れですよ。

なーんて変な感心しました。

 

さて、話は私が借りた名作「シェルブールの雨傘」へ。

フランス映画、オシャレ。

サラリとしてカッコいい。

主人公の二人が別れのシーンで

それまでさんざん別れを惜しんでいたのに。

「あなたなしでは生きていけない」って泣きながら、何度も抱き合っていたのに

男性が列車にのって、列車が走り始めると、女性はあっさり踵を返し、改札の方へサッサと歩いて行っちゃうの。

邦画だったら、列車をずっと見送るか、列車を追いかけるよね。

そしてそのばに泣崩れるとかね。

それを一切しないんです。

けど、バックでは凄いドラマチックな音楽が流れてるの。

きっと、心情は音楽が表現してるんだろうなぁ。

ラストシーンも、二人があまり会話も交わさず別れるの。

やはり、素晴らしい音楽が流れているんですね。

クドくないの。

とってもかっこいいです。

 

紙の月は、素敵な俳優さん女優さんがいっぱい。

特に私は、小林聡美さんの演技が好きだったなぁ。

面白い映画でした。

また引き出しが増えた気がする。

こういう時間をもっと持ちたいです。

 

しかし、男性の皆様、大人のあれをレンタルする時は、やはりコッソリとお願いしまーす。