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おかしいと思った。
新潟でのお話。
ただいまNHK大河ドラマ「天地人」で縁のある場所だけあって、何処もかしこも「天地人」の「のぼり」が。
端午の節句に購入された鎧兜も「愛」の文字が象られた「直江兼続モデル」が人気だとか。
結構な話なのだが、私は一つ腑に落ちない点が。 明治時代になるまで、日本にはそもそも「愛の概念」がなかったはず。「愛する、愛してる」は外国から輸入された概念のはずなのだ。 愛の代わり日本にあったのは「情」だった…
だから、どうして戦国武将が「愛」の字を兜にかかげたのか不思議でいた。 兼続さんはお船の方と仲がよく、生涯側室を持たなかったとか、利より義を重きに置いたとかいう説から、いかにも成る程と「愛の兜人気」も騰がる一方だそうなんだけど…
私の頭は「?」でいっぱいに。
その謎が今回の新潟で解けました。 あの「愛」の字は「愛情」の愛ではなく、「愛染明王」か「愛宕権現」の「愛」なんですって! 「愛染明王」は闘いの神様です。
そうか〜〜〜〜〜! すっきりしたぁ。 その方がしっくりくるよなぁ。
日時 2009年05月10日 22:48 |
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